精神科病院で人生を終えるということ
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なぜ長期間退院できないのか、なぜ家族は治療を拒否するのか、なぜ精神科病院は人里離れた場所や山の麓に多いのか―。精神科単科病院で亡くなっていった人たちの人生や、家族・友人との人間関係を通して、精神疾患を有する人の日常や精神科医療の実際を、現役精神科医が描き出す。
[目次]
序 章 死は希望だ
第1話 2つの腫瘍と1つの死。その日、彼女は拒絶した
第2話 死してなお枕元に立つ
第3話 その死に誰が寄り添うか
第4話 説明が足りない!
第5話 履かずの靴下
第6話 精神科医は黙って身体管理
第7話 「無理な延命はしないで」の〓末
第8話 精神医療の闇の深さ
第9話 死は誰にも避けられないものとは知りながら
第10話 寝た子を起こすか起こさぬか
第11話 静かな諦念
第12話 どちらも本心である
第13話 最後に残るは生きる本能
終 章 闇の中に見捨てられた命~比叡の空高く
特別編 相模原障害者施設殺傷事件と精神科医療