行政法体系と法領域間関係論
¥ 5,280 税込
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伝統的な個別法研究を越え、新たな行政法体系の構築を目指して。
個別行政法が増加し、行政法に関する事象も複雑化する現在。
より広い視野で複数の個別法を捉えるために、ドイツ行政法はどのような理論に基づき法体系を形成してきたのか?
本書では、記念物保存法を軸として都市計画法や環境法との法領域間関係を分析することによって、連邦制という特徴を持つドイツ法のダイナミズムに迫ります。
日本における行政法の整理分析手法を検討する上で、重要な示唆をもたらす研究書!
[目次]
序 章 わが国における議論の状況と本書の目的
第1章 ドイツにおける法領域論の展開
第2章 記念物保存と都市計画の法領域間関係
第3章 司法管轄と法領域間関係
第4章 法領域間での利害調整過程の分析
――環境保護と記念物保存
終 章 ドイツ法領域間関係論と日本行政法
事項索引
判例索引