「内心の自由」の憲法論

「内心の自由」の憲法論

¥ 5,500 税込

商品コード
1907232
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出版社
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ISBN
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発行日
2025/04/15

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憲法19条について、内的に整合性を持つ体系的な一つの解釈理論を提示し、これを通じて、外面的な精神活動の自由と区別された内心の自由についてなぜ・どのように同自由を保障するかに関する一つの普遍的な憲法理論を提示する。永年の研究の集大成ともいえる、著者、渾身の初単著論文集、必読の書!

[目次]
第Ⅰ部 一九条の解釈理論

  第一章 条文註釈:日本国憲法第一九条

第Ⅱ部 一九条の判例理論

  第二章 憲法一九条の判例法秩序の現状

第Ⅲ部 人権論全体の中での一九条論

  第三章 「内心の自発性」論と「自己決定権」論

  第四章 棄権の自由に関する考察
       ――「内心の自発性」論の展開・その一

  第五章 不利益供述拒否権に関する考察
       ――「内心の自発性」論の展開・その二

第Ⅳ部 同時代的考察の軌跡
     ――学校現場での国歌斉唱強制に抗して

  第六章 【一九九九年国旗国歌法制定後まもなくの考察】
      「人権」論・思想良心の自由・国歌斉唱

  第七章 【下級審段階(最高裁の判断が示される前段階)の考察】
     「国歌の斉唱」行為の強制と教員の内心の自由

  第八章 【二〇〇七年最高裁判決を受けた考察】
     「君が代」ピアノ伴奏命令事件最高裁判決の批判的検討

  第九章 【二〇〇七年判決と二〇一一年判決の間の時期の考察】
      日本国憲法解釈論としての遵法義務論
       ――君が代訴訟を素材にして

  第一〇章 【二〇一一年最高裁判決を受けた考察】
       起立斉唱命令事件最高裁判決の批判的検討 

  補章 書評 渡辺康行『「内心の自由」の法理』
      (二〇一九年、岩波書店)

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