災害時代を生きる条件

災害時代を生きる条件

¥ 2,970 税込

商品コード
1910883
著者
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出版社
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ISBN
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発行日
2025/03/31

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阪神・淡路大震災から30年。中越・東日本・熊本地震、西日本豪雨、そして能登半島地震。日本列島はまさに「災害時代」の真ん中にある。著者は被災地に出かけ、被災者の声を、苦悩の中で生きる声、抵抗の声、人間の声として聴く。そこから、被災者の暮らしと自然、社会、制度、地域との関わりを捉え、災害対応を含む社会制度のあり方を問う。

[目次]
第1章 能登半島の多重・複合災害が問いかけるもの
第1節 過酷な避難生活
第2節 仮設住宅の被災者の状況
第3節 自治の軽視と豪雨災害
第4節 問われているもの

第2章 住民自治による避難所運営ー熊本地震の実際と教訓
第1節 住民自治の実際
第2節 地域復興の拠点としての避難所と併設のボランティアセンター
第3節 地域福祉の視点からみた避難所運営とその課題

第3章 みなし仮設の健康・生活と復興施策の課題
第1節 みなし仮設住民の生活と健康
第2節 地域支え合いセンターの役割と課題
第3節 自治体行政の責任・役割と課題
第4節 みなし仮設からみた復興施策の課題

第4章 被災者の健康と生活からみる社会保障の問題
第1節 分析視点
第2節 被災者の健康と受診控え
第3節 被災者の暮らしと健康の実態
第4節 社会保障と災害救助・生活再建支援の制度の構造的問題

第5章 関係性の断絶と権利としての関係保障の条件整備
第1節 制度による関係性の断絶
第2節 ボランティア活動における関係性の断絶と創造ーコロナ禍の熊本豪雨
第3節 関係性の断絶から自尊の社会的基礎の保障を

第6章 災害時代を生きる条件ー関係保障・普遍主義・ケア実践
第1節 権利としての関係保障の条件整備を
第2節 社会政策・社会保障を普遍主義に
第3節 ケアの倫理を制度・運営の軸に