現代の諜報・捜査と憲法
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テロ対策など安全保障のための国家の情報収集活動は、どのように統制されるべきか。ドイツにおける立法の展開や裁判例、学説を参照のうえ、各統治機構の機能・役割の分析をふまえて個人の憲法上の権利をいかに効果的に保障していくのか考察する。
[目次]
はしがき
◆第1部 自由と安全:情報技術の発展と諜報・捜査の展開
第1章 日独の諜報・捜査の概要と展開
第2章 ビッグデータと公共圏
第3章 国家の情報収集と情報技術
◆第2部 諜 報
第1章 諜報機関の透明性
第2章 独・連邦情報局法外国間通信偵察違憲判決の分析と検討
第3章 テロリズムに対抗するための国家の情報収集活動の個別的統制機関
第4章 諜報活動と予防的警察活動の共通点
◆第3部 捜 査
第1章 暗号化通信の傍受
第2章 プラットフォーマーから刑事訴追機関への情報提供の法的課題
第3章 国際司法共助により得た証拠の刑事手続における使用と憲法上の権利
第4章 国際司法共助を経ずに得た証拠の刑事手続における使用と主権
◆第4部 諜報・捜査の共通課題と統制システム
第1章 予防的国家活動における比例原則の空転
第2章 予防的国家活動を統制する立法における立法評価
第3章 統制システムの構想
おわりに