フランス著作権法と文化政策

フランス著作権法と文化政策

¥ 7,700 税込

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1914193
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出版社
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ISBN
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発行日
2025/03/31

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文化大国フランスにおける著作権法とは?
文学的美術的所有権に至る500年の歴史、ジャック・ラング文化大臣に端を発する文化政策との関係、デジタル時代の課題をも挙げ、多視点での考察を試みる。

文化大国フランスにおける著作権法はいかなるものか。時代ごとに要請され変遷してきた著作権法のあり方を紹介するとともに、最近のデジタル訴訟の判例も引いて、著作権法について多視点での考察を試みる

[目次]
はしがき
第Ⅰ部 文学的美術的所有権の500年史
第1章 フィリップ・ゴドラ「著作者人格権の一般理論――フランス法を例に」

第Ⅱ部 19世紀以降のフランス著作権法
第2章 ユゴー・国際著作権法学会(ALAI)・ベルヌ条約
第3章 美術や建築の写り込み・写し込み
    ――判例による権利制限と近時の立法

第Ⅲ部 現代フランスの文化政策と著作権法――本の世界を中心に
第4章 文化的例外の第二幕
    ――2013年ルスキュール報告書の序文全訳と解題
第5章 図書館利用者によるコピー
    ――私的コピー報酬と複写権法定集中管理との併存

 第Ⅳ部 欧州デジタル単一市場指令の前と後

第6章 指令を準備した判例たち
    ――アンドレ・リュカ「フランスと欧州連合における近年の重要な著作権判例に関する考察」
第7章 プレス隣接権法とそのエンフォースメント
    ――フランス・プレスとGoogleの闘争

おわりに――日本法への示唆