宮内庁長官
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[目次]
プロローグ──「公僕」と「皇僕」のあいだ
第一章 戦 争──責任、そして慰霊と記憶
1 とどまれど、語らず
2 原爆と靖国
3 「歴史のトゲ」を抜く
第二章 象 徴──八十年にわたる「宿題」
1 あるべき姿は明示されていない
2 明仁・美智子夫妻の模索
3 深刻化する皇位継承問題
第三章 政 治──「皇室の盾」か、「内閣の一部局」か
1 戦後憲法の下で
2 「木っ端役人」と言われようとも
3 「主権回復の日」式典をめぐって
第四章 家 族──「三太夫」の限界
1 旧時代の皇族、新時代の美智子妃
2 親王たちの実存的煩悶と徳仁皇太子の結婚
3 天皇家の「冷戦」
第五章 代替わり──新儀は未来の先例
1 国民主権下の大喪と即位
2 生前退位の決意
3 典範改正か、特例法か
第六章 対 話──書き残されたもののゆくえ
1 田島の『拝謁記』から
2 宇佐美と富田、ふたりの処しかた
3 昭和の終焉と平成以降の記録の可能性
エピローグ──皇室を人間的空間にすべきとき
主要参考文献
あとがき