最高裁判官 石田和外
¥ 3,190 税込
- 商品コード
- 1920978
関連カテゴリ
実店舗在庫
読込中...
一九六九年、第五代最高裁長官に就任した石田和外。新憲法の精神に即したリベラルな法解釈や東大安田講堂事件へと続く学生運動の激化を「国難」と憂えた自民党保守派の意向だった。裁判・人事の両面で人権よりも秩序重視、今日に至る「日本的司法」の礎を築き、退官後は「日本会議」の前身を結成した天皇主義者の実像を描く評伝。
[目次]
はじめに
第一章 正義に徹する道 一九〇三―一九四五
第二章 「新しい」裁判所を創る 一九四五―一九六三
第三章 最高裁でかかわった重大事件 一九六三―一九七〇
第四章 裁判官に対する国民の信頼 一九七〇―一九七三
第五章 英 霊 一九七三―一九七九
おわりに
参考資料
あとがき
石田和外年譜
人名索引
事項索引