志と道程
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1970年代初頭。裁判官の再任拒否、世にいう「司法の危機」である。
その当事者の著者は、いかにして今日まで司法の不義に抗して、市民のための司法実現にその生涯をかけてきたのか。
初めて明かされる幼少期「満洲国」で死と向かい合った著者の体験と思想にそのルーツがある。ゆえに再任拒否までを語る本書はこの国と司法の深部に迫る歴史的書といえる。
[目次]
はじめに
第一部 「満洲国」で生まれ、育って
Ⅰ 生まれ育った中国東北部(北満)1936-1945年
Ⅱ 敗戦1945年8月―1946年9月
Ⅲ 引揚げ1946年9-10月
第二部 引揚げから大学卒業までの日々
Ⅳ 村の暮らし1946-1951年
Ⅴ 高校にて1951-1954年
Ⅵ 大学にて1954-1958年
第三部 裁判官、青法協裁判官部会、再任拒否
Ⅶ 書記官補・修習1958-1961年
Ⅷ 判事補任官1961年
Ⅸ 福岡1961-1964年
Ⅹ 長岡での三年1964-1867年
Ⅺ 東京地裁と青法協裁判官部会1967-1970年
Ⅻ 熊本へ1970-1971年
むすびに代えて
8 キャッチコピー
国家、司法の不義に抗し信念を貫きとおし続ける