ブロックチェーン・暗号トークンの法分析
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クリプトの短くも躍動的な歴史の諸相を映す論考集。米国統一商事法典(UCC)の2022年大改正の本格解説も。ブロックチェーンは単なる分散型の台帳か? 暗号トークンはデジタル資産と同義に扱うべきか? 権利付きトークンの無記名デジタル有価証券としての可能性は?
[目次]
第1部 黎明期の考察
第2部 物権問題
第1章 交換業者に預託された仮想通貨──業者の倒産から隔離されるか
第2章 米国統一商事法典(UCC)の2022年改正による暗号トークン対応
──第12編「支配可能電子記録」の新設と第9編「担保取引」の改正を中心に
第3部 国際取引法の諸問題
第1章 ブロックチェーン技術と電子船荷証券
第2章 有価証券の電子化のためのブロックチェーン利用の法的課題
──船荷証券とUNCITRALモデル法に着目して
第3章 ブロックチェーン上の有価証券──船荷証券と投資証券を中心に
第4章 ブロックチェーン技術のUNCITRAL作成文書へのインプリケーション
第5章 信用状とエスクロー取引におけるブロックチェーン技術
第4部 スマートコントラクト
第1章 スマートコントラクトと契約及び紛争
第2章 スマートコントラクトと法の役割
第5部 規制と規律管轄権
第1章 証券関係法規の規律管轄権とICO(Initial Coin Offering)
第2章 証券規制の規律管轄権──ICOからSTO及びIEOへの移行
第6部 国際私法問題
第1章 暗号資産の物権問題と国際私法──日本法の観点も含めて
第2章 分散台帳を用いた権利の「トークン化」に関する国際私法問題
第3章 その他の国際私法問題