政治文化としての立憲主義
¥ 8,140 税込
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近代立憲主義の起源と展開を憲法思想・憲法理論・比較憲法の3つの観点を総合して研究する著者の立憲主義研究をまとめた書。
[目次]
序章 主題と副題をめぐる若干の回顧
第Ⅰ部 「政治文化」としての法の支配と立憲主義
第1章 「法の支配」再考――憲法学の観点から
第2章 戦後日本公法学と法の支配
第3章 立憲主義と民主主義
第4章 ジェレミー・ウォルドロンの違憲審査制批判について
第5章 政治文化としての立憲主義
―J・ウォルドロンの憲法理論に関する一考察
第Ⅱ部 基本的人権論への接近
第6章 近代人権論と現代人権論 ―「人権の主体」という観点から
第7章 「憲法的思惟」と国際人権の間 ―蟻川恒正『尊厳と身分』を読む
第8章 基本権の私人間効力論
―憲法・民法問題の観点から憲法学の課題を探る
第9章 憲法と独占禁止法――序論的考察
第10章 憲法学はなぜリバタリアニズムをシリアスに受け止めないのか?
第Ⅲ部 統治機構論・憲法政治への接近
第11章 「裁判官の良心」に関する 一考察
第12章 「裁判官の良心」と裁判官 ―憲法理論的考察に向けて
第13章 「統治行為」緒論の批判的考察
第14章 国家緊急権論と立憲主義
第15章 改憲問題としての緊急事態条項
第16章 立憲・平和主義の構想
第17章 憲法9条訴訟と市民社会 ―憲法学者の立場から
終章 「生ける憲法」という思想と方法 ―奥平憲法学から学んだこと
あとがき