デジタル遺品研究
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いわゆる「デジタル遺品の相続(可能)性」について「SNSのアカウント」を主対象に、「相続権の保障」と「死者・通信相手のデジタル・プライバシー保護」が激しく衝突する中、どのような法的処理をするべきかを比較法的かつ法分野・領域横断的に考察するもの。
はじめに―「はしがき」も兼ねて―
第1章 デジタル遺品の死後承継という現代的問題の出現
―ドイツ初のLG Berlin 2015年12月17日判決を中心に―(2016年研究)
第2章 デジタル遺品訴訟のゆくえ
―BGH 2018年7月12日判決とその解説・論評―(2019年研究)
第3章 デジタル遺品の登場により法律はアップデートを必要とするか
―Facebook-BGH 2018年判決前後におけるルディガの見通し・評価を中心に―(2020年研究)
第4章 デジタル遺品の相続性に関する批判的考察
―SNSアカウント事例における「死後の人格保護」と「通信の秘密」を中心に―(2021年研究)
第5章 「デジタル遺品」研究の原点回帰
―開拓者ヘーレンを中心に―(2021年研究)
第6章 通信の秘密・データ保護の観点からの「デジタル遺品への相続人のアクセス」に関する批判的考察
―本家マルティーニの最新動向と新たなTTDSG 4条の規定を中心に―(2022年~2023年研究)
おわりに―今後のデジタル遺品研究への橋渡し―(2024年研究)

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