民法(債権関係)改正後の民法学

民法(債権関係)改正後の民法学

¥ 5,500 税込

商品コード
1936411
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出版社
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発行日
2025/10/10

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民法学の危機が語られる時代に、解釈・立法における研究者の役割に向き合う

民法(債権関係)改正後、解釈上対立のあるトピック(意思表示の瑕疵、相殺の対抗、定型約款など)について、各研究者の思考・分析のあり方(方法論的特徴)を言語化した検討および研究者と立案担当者との対話を通じて、今後の解釈・立法への寄与を企図するプロジェクトの総括。

[目次]
1 民法(債権関係)改正後の民法学─企画趣旨と問題提起(丸山 絵美子)
2 意思表示の瑕疵の体系─意思の欠缺と瑕疵ある意思表示との区別について(水津 太郎)
3 利益相反行為および代理権濫用における無権代理擬制構成の意義(大塚 智見)
4 不能とその周辺に関する一考察(西内 康人)
5 債権者代位制度における「事実上の優先弁済」と競合する債権者による差押え(小峯 庸平)
6 連帯債務と債務発生原因(西内 康人)
7 相殺の対抗の解釈論とその方法論(岩川 隆嗣)
8 約款のモデル分析─定型約款規定の解釈のために(松田 貴文)
9 売買における目的物の特定と代物請求(田中 洋)
10 代金減額請求権の課題に関する一考察(三枝 健治)
11 敷金の法的構成をめぐる議論の意義─賃貸人たる地位の移転に伴う
  敷金返還債務の承継に関する問題を中心とした検討(瀬戸口 祐基)
12 役務提供型契約における損害賠償を伴う任意解除規定の解釈(丸山 絵美子)
13 補論:民法解釈学に関するノート(西内 康人)

<座談会>民法(債権関係)改正後の民法学─法改正実務と向き合う─
  村松 秀樹・笹井 朋昭/丸山 絵美子・大塚 智見・岩川 隆嗣・小峯 庸平・田中 洋・西内 康人・水津 太郎
●執筆者・座談会出席者紹介