改訂増補 実例でわかる特殊な画地・権利の調査と鑑定評価のすすめ方
¥ 7,150 税込
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本書は、不動産の鑑定や物件調査の実務において遭遇する「特殊な案件」に焦点を当て、問題解決のヒントが提供できる１冊です。
旧公図の記号解釈、地役権・地上権の登記、筆界未定地の扱いなど、一般書では触れられにくい事象を公図、写真、登記簿等の資料を用いて、筆者が実際に取り扱った豊富な実例とともに解説してあります。
さらに、土壌汚染やアスベスト等の価格形成要因の取扱いもアップデートし、近年の法令改正の変更にも対応しています。
基本編である『第３版 物件調査ハンドブック 』と併せて活用することで、物件調査の全体像を網羅できる構成となっており、効率化が進む現代においても、不動産の本質理解と現場対応力は不可欠であり、不動産の調査・評価に携わる方々が「説明できる専門家」として信頼を得るためにもぜひ手に取っていただきたい一冊です。
［目次］
１ 公図上の特殊な記載内容
２ 境界確定と特殊な例
３ 特殊な区分所有建物の形態
４ 他人の土地利用に係る権利形態
５ 土地利用をめぐる諸形態と制限
６ 所有権登記に係る様々な記載事項
７ 抵当権設定登記に係る様々な記載事項
８ 工場抵当法と工場財団
９ 汚染物質を含む土地、地下埋設物を含む土地、埋蔵文化財包蔵地、アスベスト・ＰＣＢ使用建物、建物の耐震診断等