日本のバス問題
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公共交通の最後の砦・バス。
しかし現在、あちこちで減便や路線の廃止、さらには会社の清算が相次いでいる。
なぜこのようなことになってしまったのか。
本書は日本におけるバスの誕生に始まり、戦後のモータリゼーションとその対抗策として生まれた様々なサービスを解説する。
さらに既存バス会社の保護から規制緩和へという流れと、新たに生まれた独創的なバス会社も紹介。
日本のバス事業の課題と将来を展望する。
[目次]
はじめに
第1章 現在のバス業界の問題
第2章 高度経済成長期までのバス事業史
第3章 モータリゼーションの進行――昭和40年代
第4章 オイルショック後のバス事業――昭和50年代
第5章 都市バス路線の1980年と現在の比較
第6章 昭和60年代~平成初期――規制緩和以前
第7章 新自由主義的交通政策と規制緩和
第8章 経営破綻と再建
第9章 これからのバス
終章 路線バスは社会的ベーシックサービスである

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