火災保険の解説
¥ 4,400 税込
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住宅用火災保険では、建物だけでなく家財も含めて保険の対象とする商品が一般化しており、今や火災保険は、火災から自然災害まで、幅広い原因による財産上の損害を補償する総合的な保険となっています。
不動産や動産を保険の対象とし、事故によって保険の対象に生じた修理費などの財産上の損害に対して保険金が支払われる、「物保険」とよばれる損害保険の代表例が火災保険です。火災保険を深く知ることは、地震保険、自動車保険の車両条項、貨物保険、組立保険など、他のさまざまな物保険を理解することにも役立ち、事故が発生したときに期待どおりの補償が受けられないといった想定外の事態を防ぐことにつながります。
保険契約は、「保険約款」に基づいて締結されており、保険の実務は、常に保険約款に立ち戻って判断することが極めて重要です。そのため、本書では、保険約款の各規定の意味やその内容、解釈上問題となるポイントなどをわかりやすく説明しております。
まず第1 編で、基本的な火災保険の仕組みを概観し、第2 編と第3 編で典型的な住宅用火災保険の約款や特約の規定を基に、どのような場合に保険金が支払われるか、保険金の免責事由には何があるか、保険金の請求時に必要な手続は何か、損害額はどのように計算されるかなどを実際の裁判例にも触れながら解説しています。
最後に第4 編では、住宅用火災保険とは異なる企業分野の火災保険のポイントについても取り上げており、全体を通して火災保険をはじめとする物保険の重要な規定を効率良く理解することができるように工夫しています。
本書は、火災保険にかかわる保険契約者をはじめ保険会社・共済、各代理店や法律実務家などすべての関係者にとって、実務に役立つお薦めの一冊です。
[目次]
第1編 火災保険の仕組み
第2編 住宅用火災保険約款の解説
第3編 特約の解説
第4編 企業物件の解説
●付録 普通保険約款

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