どうする中山間直接支払制度
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25年間の歴史を持つ中山間地域等直接支払制度が揺れている。直接の契機は、本制度の5期対策(2020~2024年)に導入された集落機能強化加算について、農水省が廃止を打ち出したことにある。
本書は2000年度から発足し、「集落協定」という農村集落を基盤とする日本独自の支援方式として設立、展開してきた制度を、農村社会の変化とあわせて振り返る。第5期末のおける混迷の要因を冷静に分析しつつ、今後のあり方を展望する、それは農村政策の問題であると同時に、制度設計における透明性の確保という課題に答えることでもある。
[目次]
第1部 原点
1章 制度形成の背景と特徴
2章 地域における第1期対策の成果と課題
3章 評価と課題
第2部 展開
4章 制度の変遷と性格変化-第2期対策から第4期対策
第3部 迷走
5章 混迷の本質―第5期対策から第6期対策
第4部 展望
6章 地域と制度の四半世紀―未来へ

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