消費者契約と透明性
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◆透明性の要請と契約内容の確定作業のあり方◆
消費者契約における契約条項の透明性の要請の実効性を確保するためには、いかにして契約内容を確定すべきか―不明確な契約条項につき、消費者に最も有利な意味で解釈する旨の規定を契約条項の透明性の要請に係る義務違反に対するサンクションとしての性格を有するように運用しているフランス法を検討の素材として、契約条項の透明性の要請と契約内容の確定作業のあり方を考察する。
[目次]
序論 問題の所在
第1章 一方当事者に不利な解釈準則の位置づけとその課題
第2章 本書の目的と構成
第1部 フランス消費法における契約内容の確定作業のサンクション化
第3章 消費者契約における一方当事者に不利な解釈準則の位置づけとその意義
第4章 消費法典上の濫用条項規制における契約内容の確定作業と契約条項の透明性の要請
第2部 契約条項の透明性の要請と契約内容の確定のあり方
第5章 消費者契約法による不当条項規制と契約条項の透明性の要請
第6章 消費者契約法上の不当条項規制における契約条項の透明性の考慮とその抽象性
第7章 消費者契約の内容確定のあり方に関する一試論
―契約条項の透明性の要請の実効性確保と契約解釈,不当条項規制
総括 消費者契約における透明性の要請と契約の内容確定

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