石川一雄 短歌に託して
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部落差別により引き起こされた狭山事件。再審請求道半ばで今年亡くなった石川一雄さん。長い年月に詠んだ数多くの短歌から40首を厳選。その歌に込めた辛苦を語る。新たに開始された第4次再審請求の参考資料としても最適。
[目次]
「短歌に託して」のインタビューをして 古河邦子(部落解放同盟埼玉県連合会 女性部長)
獄中短歌(20首)
(以下、一部)
鉄格子顔すりよせて聴く蝉の声 生まれし街が思い出さるる
色褪せし蒼き布団にくるまりて 眠れば夢に父母浮かぶ
紫か紅か萎りか朝顔の 花は明日を知らんで咲くも
泣けるだけないても癒える事でなし 怒りの渦は日夜逆巻く
仮出獄後短歌(12首)
連載未発表短歌(8首 33番は獄中短歌)
石川一雄の苦悩と葛藤 片岡明幸(部落解放同盟埼玉県連合会 執行委員長)
年表 石川一雄さんのおいたちと冤罪とのたたかい

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