行政が提供する「家庭」
¥ 6,050 税込
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家族主義の日本で、親の死亡や虐待を理由に保護された児童の大半が施設でケアされてきたのはなぜなのか。里親が主流となったアメリカと比較しつつ、公共サービスの提供をめぐる官民関係に着目してその理由を解明し、日本の社会的養護のガバナンスを問い直す。
[目次]
序論 家族に代わるケアと行政
第1章 日本の家族外ケアシステムの官⺠関係の出発
第2章 戦前日本の児童保護行政確立の試みと挫折
第3章 戦後日本の家族外ケアシステムの再構築
第4章 福祉国家としての日本の家族外ケアシステムの軋み
第5章 アメリカにおける里親ケアの主流化
結論 行政による「家庭」の提供のゆくえ

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