「共有」の論点と解釈
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共有という「迷宮」に理論の羅針盤を!
判例の「共有権」に着目し、共有を一つの所有権の共同帰属として再構成。
内部関係、持分権、共有関係の解消から、団体的帰属、相続、互有や準共有まで、共有の全体像を体系的に解説する。
民法の通常共有、団体所有(総有・合有)、区分所有建物の共用部分や私道などの存続型共有(互有)の法的制約といった多様な共同所有形態の論点を体系的に整理。
さらに、所有権以外の財産権(準共有)への共有規定の準用、共同相続における遺産共有の特殊性、および2021年民法改正の背景となった所有者不明土地問題(持分取得・譲渡制度、負動産対策)への理論的対応を網羅的に展開。
共有に関して「一つの所有権の共同帰属」としての「共有権」理論を提唱しながら、共有物の使用・管理・処分、特に対第三者および共有者間の物権的請求権(妨害排除請求など)の行使の優劣という、実務上の核心的論点にも統一的な指針を与える一冊!
[目次]
第1編 総論・通常共有論
第2編 特殊な共有
第3編 所有権以外の共有論

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