議会解散権の研究
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議会解散権研究の金字塔
日本憲法学が参照してきたイギリスにおける議会解散権の法的構造を再検討し、そこから得られた「政府の創出」概念をもとに日本国憲法下の衆議院解散権の配分を分析したうえで、内閣と衆議院の対抗する場面での解散を定めたとされてきた日本国憲法69条理解を再構成しようとする、現実政治への示唆にも富む注目の研究です。
[目次]
序 章 問題設定と分析視角
第1部 イギリスにおける議会解散権の法的構造
第1章 首相と議会解散権――与党議員の統制という観点から
第2章 機能と正統性の源泉たる君主
第3章 デッドロックと回帰
――2011年議会任期固定法から2022年廃止法まで
第2部 政府の創出――議院内閣制における議会解散権
第4章 政府の創出と議会解散権――欧州君主制諸国における比較
第3部 日本国憲法における議院内閣制と衆議院解散権
第5章 戦後議院内閣制の構図形成
第6章 衆議院解散権をめぐる学説の検討(1)
第7章 衆議院解散をめぐる学説の検討(2)
第8章 憲法69条の再構成――政府の創出における動態的プロセス
第9章 早期解散と政府の創出――2024年解散を契機として
終 章――本書のまとめ
【事項・人名等索引】

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