現代アフリカの対外政策と国際刑事裁判所
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国際刑事裁判所の本当の危機は、外からではなく、内から始まる――
アフリカは、アフリカの利益のために、アフリカ域外でつくられた国際秩序に対し、いかに交渉すればよいのか、その術を確立させつつある。
「介入する側」からの視座では見えない、もうひとつの国際正義の構図。変容するアフリカの対外政策と、そこに映し出される国際刑事司法の現在地を鋭く描き出す。
[目次]
序 章 アフリカからみた国際関係
――本書の問題意識と視座―
第1章 国際刑事裁判所に対するアフリカの政策
――本書の理論的枠組み―
第2章 国際刑事裁判所の設立とアフリカの関与
――なぜアフリカ諸国はローマ規程を批准したのか――
第3章 アムネスティとウガンダ
――なぜ国際刑事裁判所は受け入れられなかったのか―
第4章 司法制度改革とケニア
――なぜ国際刑事裁判所から脱退しないのか―
第5章 現職の国家元首に対する逮捕状と南アフリカ
――なぜバシールの逮捕状を執行しなかったのか―
第6章 アフリカの一体性とアフリカ連合
――どのように国際刑事裁判所に影響力を行使したのか―
第7章 バックラッシュとローマ規程締約国会議
――どのように締約国と国際刑事裁判所は反応したのか―
終 章 掩護するアフリカの対外政策
――国際刑事裁判所に対するバックラッシュをどうみるか―

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