日本政治思想史講義
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日本思想の古層を解明する
丸山眞男の研究を引き継いだ碩学による講義を完全収録
一九六四年の『丸山眞男講義録』をサブテキストにした法政大学法学部における本講義は、日本神話や古代天皇のあり方に日本の思想的伝統の「原型」を探る丸山の講義をわかりやすく精読。とくに丸山が力点を置いていた鎌倉新仏教の革新性について、その中にヨーロッパの宗教改革に匹敵する世俗化・脱宗教化の動きを見つつ、呪術的な心性も残り続けていくという特徴と、日本独自の政治思想の展開を見る。丸山の直接の教えを受け、その研究を引き継ぎ掘り下げた碩学による名講義。
[目次]
はじめに
第1講 日本とは何か
第2講 日本思想における「古層」
第3講 天皇制神話の形成とその諸相
第4講 伝統とは何か
第5講 日本における古代国家成立と日本神話
第6講 日本神話における道徳意識──「心情の純粋性」と「集団的エゴイズム」の結合
第7講 記紀神話における出雲神話の位置
第8講 天皇制の正統性
第9講 国体とは何か
第10講 カリスマ的支配の諸相
第11講 血縁共同体の擬制
第12講 日本政治思想における仏教思想の萌芽
第13講 鎮護国家のための仏教
第14講 平安仏教がもたらしたもの
第15講 末法思想と慈円の歴史哲学
第16講 プレリュードとしての「隠遁」の思想
第17講 親鸞の思想の革新性
第18講 親鸞の思想と政治
第19講 孤高の哲学者・道元
第20講 闘う宗教改革者・日蓮
第21講 鎌倉新仏教のその後──屈折と挫折の諸相
第22講 あらためて「日本」とは何か
あとがき
人名・神名索引

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