権力者を訴追する
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プーチンやネタニヤフがハーグの国際刑事裁判所の法廷に立つ日はくるのだろうか?
〈ヒューマン・ライツ・ウォッチ〉〈アムネスティ・インターナショナル〉などで指導的役割を務めた人権活動家、ジャーナリストが、現場取材で数多の関係者の声に耳を傾けて執筆した、渾身のノンフィクション。
ジュネーヴ条約採択、ニュルンベルク裁判、東京裁判、冷戦期の衛星諸国や旧植民地における「戦争犯罪」「人道に対する罪」「ジェノサイド」の歴史を辿りながら、プーチンやネタニヤフがウクライナ戦争やガザ侵攻で国際刑事裁判所の訴追対象になっている現在までを網羅する。
プーチンやネタニヤフに対する起訴は、広い変化の時流の一環だ。20世紀のほぼ全体を通じて、戦争犯罪に対する刑事免責は当たり前のことだった。ニュルンベルク裁判はその原則の例外だった。しかしいまや「彼をハーグへ送れ!」という声は、権力を握る指導者は責任を問われるべきだと考える、世界各地の人びとから発せられている。
赤根智子氏が国際刑事裁判所所長、岩澤雄司氏が国際司法裁判所所長を務めるなど、今後日本が国際司法の場で果たす責務も問われている。
[目次]
序章
第1章 「これはまったく矛盾している」
第2章 「罪はひそかに犯さねば」
第3章 「万事段取りどおりに」
第4章 「時節到来の構想」
第5章 「ゲームのルールは変わりつつある」
第6章 「だまされるのが嬉しい」
第7章 「今でなければ、いつ?」
第8章 「アマレクを思い起こせ」
第9章 「正義の気配がする」
第10章 正義の天秤を公平に
終章 「諸国政府を悩ませ続ける」

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