教養としての査読
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現代社会は多くの「科学」が支えている。
では、私たちが信じる科学の「正しさ」を決めるのは誰か?
ScienceやNatureといった雑誌名を耳にしたことがある方は多いだろう。
これらのジャーナルに論文が掲載されることで、研究成果は社会に共有される。
その発表前に他の研究者が論文を審査する制度――それが「査読」である。
査読制度の背後には、「良い科学を正しく判断できるのは、同じ分野の研究者のみ」という考えがある。
一見当たり前のようにも見えるが、しかし、それは本当だろうか?
そもそも査読とは何なのか。何のためにやっているのか。そこに問題はないのか。
本書は、査読論文の書き方や査読の仕方を解説した、いわゆるハウツー本ではない。
研究者が査読制度に関して感じたことのある疑問に答え、現代社会を下支えする制度をわかりやすく伝える1冊である。
[目次]
第1章 査読はなぜ生まれたのか
第2章 時間がかかりすぎる:査読の問題①
第3章 査読者が見つからない:査読の問題②
第4章 バイアスが入る:査読の問題③
第5章 査読における「不正」:査読の問題④
第6章 掲載誌が高すぎる:査読の問題⑤
第7章 査読の問題を解決する試み

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