略奪美術品の行方
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国家による侵略、独裁者の欲望、略奪を支援した画商たち‥‥‥
それは「保護」か「略奪」か
終わりなき略奪美術品の返還論争を追う。
美術界で思わぬ事件が起きている。高額で購入した美術品は、実はナチスに略奪されたもので、別の所有者がいたと訴訟に持ち込まれるケースだ。
しかし、この問題はナチスだけにとどまらず、植民地支配の過去を持つ西欧諸国へと批判が広がることとなる――。
本書はドイツ在住のジャーナリストが、戦争や侵略によって略奪された美術品の問題を調査・取材。
各国の美術品返還が難航する一方で、ウクライナ侵攻の裏側でロシアによる略奪も行われている。いったい略奪美術品は誰のものなのか。終わりなき返還論争を紐解く。
[目次]
まえがき
序章 ゴッホの「ひまわり」の行方
第1章 ナチスによる美術品の略奪
第2章 老人と美術コレクション
第3章 美術品の「来歴」
第4章 ドイツ美術界の「過去問題」
第5章 終わりなき美術品の返還論争
第6章 略奪美術品の行方
終章 繰り返される「文化戦争」
あとがき

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