肥満について考える
¥ 1,485 税込
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◆「肥満」という身近な問題を通して、法哲学を説明するユニークな入門書◆
肥満をめぐる政策という身近な社会問題を素材にした法哲学の入門書。具体的な問題から出発し、また、経済学を経由することで、ものの見方や前提モデルを疑い、反省するという法哲学の本質的な実践を図る。肥満を「個人の自由な選択」と捉えて政府の介入を否定する自由放任主義と、「非合理な選択」と捉えて介入を肯定するパターナリズムの2つの対立を扱う。この対立の背景には「合理的選択理論」と「行動経済学」という経済学上の論争が強く影響している。そのため、本書は「肥満の経済学」という隣接領域を経由しながら、社会問題に対する人々のものの見方や前提モデルを反省し、法哲学を実践的に学ぶことを目的としている。
リバタリアン・パターナリズムや合理的肥満理論、食の砂漠論、無知仮説、貧困仮説、文化仮説など、法哲学という山の中に入り、山の空気、風のざわめきを味わい、立ち止まって肥満の前提を明確化し、問い直す。法と哲学新書第8弾。
[目次]
Ⅰ 肥満の見方
Ⅱ リバタリアン・パターナリズムによる華麗な一撃
Ⅲ 合理的肥満理論の奇妙な診断
Ⅳ 同じ穴のむじな
Ⅴ 食の砂漠はどこにある?
Ⅵ 旅の終わりに

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