憲法の論理
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公布から80年、非戦と民主主義を礎に、国家権力を縛り、市民の自由と人権を守る日本国憲法。
拙速な議論とともに改憲の足音がせまる今こそ、その成り立ちと思想をふり返り、憲法を「お上」の解釈に委ねず、市民一人ひとりの言葉と行動に息づかせる必要がある――。
戦後民主主義を代表する知識人・久野収の論考集、待望の復刊。
[目次]
筑摩叢書版まえがきにかえて
――戦争責任の問題
まえがきとして(初版)
Ⅰ
帝国憲法の教訓
――私の体験した日本のブラウンネッツ
憲法第九条の思想
――その思想史的意義について
アメリカの非戦思想からみた憲法第九条
日本国憲法
――私の読みかた
二十四年目を迎える憲法
司法の独立とは、法服の司法独占をやめることだ
運動概念としての憲法の獲得が、今日の課題だ
――憲法二十五年――その虚と実
生活様式への根おろしが望まれる憲法
――戦後三十年目をむかえる新憲法
日本国憲法――ぼくの読み方・考え方・生き方
――憲法三十周年記念
憲法の四十年
――市民的経験に照らして
Ⅱ
国民の権利体系としての国法
民主主義の原理への反逆
多数決ルールは多数決の所産か
集団原理の新しい組みかえを
――戦後三十年の展望
現代国家批判のために
増補新版のあとがき
解説――「憲法の危機」を超えて 斎藤美奈子

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